デイサービスとは

介護になったら本人はもちろんのこと、家族も大変

ご本人

どれだけ年齢を重ねても「まだまだ若い」「やれる」と思いたいものです。
それでも現実は段々と身体的に不都合が出てきます。

最初は認めたくなくとも、次第に現実を受け入れるにしたがって、

  • 他人に悟られたくない
  • 段々弱っていくんだから、もうどうでもいい

などの思いから、社会との接点を極力持たないような行動を選び、引きこもりになるケースが多いです。
※特にこのような方は男性に多い傾向があります。

このような方がご利用になっています
活動量が減ることで、身体能力、認知能力、精神的安定度が低下します。
結果、家庭内で介護が必要になります。

介護とは、ご自身だけで出来なくなったことをお手伝いすることを指します。例えば、

  • 立ち上がり、着座、寝転がり
  • 入浴
  • トイレ
  • 食事

です。

このような方がご利用になっています

ご家族

この介護の担い手は、原則「家族」です。

介護の回数が少なく、軽度(力をさほど必要としない、汚いやくさいと感じない)であれば、比較的継続出来ます。
それが、段々と進むにつれ、家族にとって大きな負担となります。
家族にも精神的、身体的な休息が必要となってます。

このような方がご利用になっています

デイサービス(介護業界)の目的

デイサービスは介護が必要な方が、日中ご自宅を離れ専門スタッフが揃った場所で過ごすことが出来るサービスです。
出来るだけ長い間ご自宅で生活できるようにするために、社会参加の促進、身体機能の維持向上、同居家族の負担軽減を目的としています。

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主たる目的 内容 本人(利用者さん)にとっての効果 家族にとっての効果
社会交流の提供により、
精神的、認知的な維持と安定を図る
・知り合い、スタッフとのコミュニケーション
・脳トレ
・会話
・集団レクリエーション(お遊戯、合唱、ゲーム)
認知症進行を抑え、行くことで会いたい人に
会えるという楽しみがわき、精神的にも安定する。
社会性を忘れない。
家庭内での会話がスムーズに出来ること、
話題が出来ること、認知症を抑えることで家
族の負担が軽減すること。
身体機能の維持と向上を図る ・筋力トレーニング
・ウォーキング
・指先訓練
・マッサージ
・関節運動
自分の思い通りに体が動かなくなったら、
失望し閉塞感に苛まれ、引きこもりになって
しまうことを防ぐ。
他人に迷惑をかけたくないという気持ちが
強いため、最低でもトイレは自分一人の力で
行けるように維持したい。
身体的な介助をする機会が減る。
日常の介護の代役 ・入浴のお手伝い
・おむつ交換、トイレのお手伝い
・食事のお手伝い
・立ち上がり、腰かけ、横になるときのお手伝い
介護のプロに携わってもらうことで
安心して日常を過ごしてもらう。
いつもと違う食事を楽しめる。
デイサービスに行ってもらっている間は、
自由に時間を使うことが出来る。

介護の保険が使えるので、本人負担は一部

デイサービスは介護保険を使ってご利用いただけます

介護認定を受けたら、デイサービスの利用だけでなく、ヘルパーやナースがご自宅に来てくれたり、短期間の施設内でのお泊りが出来たりします。
健康保険と同じで、利用にあたっては介護保険が使えるので、自己負担は一部※となります。
※自己負担は1~3割

介護サービス利用までの流れ(厚生労働省)
リンク先はこちら

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